「恋愛冩眞」(2003)

 昨日ブログを書いた後、寝ようと思ったところにTVをつけたら丁度始まるところで、気がついたら最後まで観てしまっていた。
 終わったのは4時過ぎ。おかげで今日は仕事にならなかった。


 「トリック」の人の映画だけあって、絵と演出はとてもキレイで素晴らしかった。全編を通じて非常に多くの写真が出てきて、それが実に効果的に世界を演出している。
 ストーリー自体はどうも「面白かった」という感想は抱けなかったが、広末涼子演じる静流が、何にでもカメラを向けて色々な世界を切り取って収める楽しさが手に取るように伝わってきた。
 とにかく写真を撮りたくなる映画だ。
「ああ、写真っていいよなあ」と改めて思い出させてくれた。
 年明けたら、またカメラを持って出かけよう。



 もうひとつ感想。
 クライマックスの小池栄子が夢に出てきそうなぐらい怖かった。