先生の赤ペン

orangesphere2006-02-15

文具の話。

 昨日勤務先で良いサインペンがないかという話になったときに、ある人の曰く「学校の先生の赤ペンがいいよ」とのこと。


 さっそく帰り際に銀座の伊東屋へ。
 マーカー売場を探すと、懐かしいデザインのペンがあった。
http://www.opening.jp/other/t501.html
 このペン、確かに小学校の先生が使っていた。


 「採点ペン」とパッケージには書いてあるが、正式には「ソフトペン」という。作っているのは老舗のプラチナ萬年筆

 インクはカートリッジ式で、プラチナの万年筆用のカートリッジがそのまま使える。万年筆用の赤インクを入れると、懐かしいピンクが交った「マル付け」の赤色が出てきた。
 
 書き味は良好。インクの出がとても良いのでスラスラ書ける。

 インクだけでなく、チップ(ペン先)も交換できるので、長く使える。毎日何十枚も採点をする先生方にとっては、使い切りでは効率が悪いのだろう。万年筆のインクは各色あるので、他の色のペンにもできる。もう1、2本買い足して黒ペンと青ペンを作っても良いかもしれない。



 サインペンフェチ(いるのか)にはお奨めの逸品である。