岩牡蠣のむき方

岩牡蠣」で検索してくる人が案外多いので、折角だから岩ガキの殻のむき方について。自己流なので、自己責任で&上手いやり方があれば教えてください。

  • 道具

牡蠣用の殻むきナイフ。両刃のペーパーナイフ状のようなものや、彫刻刀の三角刀みたいなのもある。前者は三越の洋食器売り場で購入。後者は築地の調理器具屋で見かけた。
ない場合は、普通のステーキ用ナイフで、グリップのしっかりしたもの(重要)を。
バターナイフは細くて力が入らない。果物ナイフなど刃が鋭いものは、不器用な自分は絶対手を滑らせて血まみれになるに違いないので使わない。マイナスドライバーが結構いいかも知れないけど、相手は一応食べ物だから新しいのを用意したくなる。
あとは濡れタオルと軍手、下に敷くチラシなど。岩牡蠣は見ての通りゴツゴツしてるので、手を傷つけたくない人は軍手必須。自分は素手でやってしまうけど。殻と格闘中に汁や細かい殻など色々飛び散るので、周りは汚れても良いように。

  • むき方

1. 岩牡蠣は、殻が平たい方が表(上)。蝶番を左に、口を右に置く。
2. 左手で牡蠣を押さえつけ、手前からナイフをこじ入れる。
  ここが難所。まず、貝の合わせ目がわかりにくい。おまけにものすごく固い。英語で口の堅いことの例えに用いられる牡蠣だが、まさにその通りである。
3. 何とかナイフを中にねじり込んだら、上の殻の方に貝柱があるので手探りで探し、ナイフで貝柱を切る。
4. あとは手で殻をオープン。レモンでもカクテルソースでも垂らして召し上がれ。


何個かやってるうちに慣れます。で、スムーズに開けられるようになった頃に大抵食べ終わります。

そういえば今日誕生日だった。この年だともう嬉しくもないが誰か岩牡蠣おごってくれ。